持続化補助金 一般型・賃金引上げ枠・創業枠の違いと選び方
小規模持続化補助金の各枠を比較。補助上限額・要件の違いと最適な枠の選び方を解説。インボイス特例との併用も紹介。
1持続化補助金の枠は5種類
| 枠名 | 補助上限 | 主な要件 |
|---|---|---|
| 通常枠 | 50万円 | なし(基本要件のみ) |
| 賃金引上げ枠 | 200万円 | 事業場内最低賃金引上げ |
| 創業枠 | 200万円 | 特定創業支援等事業の支援を受けた者 |
| 後継者支援枠 | 200万円 | アトツギ甲子園ファイナリスト等 |
| インボイス特例 | +50万円 | 免税事業者からの転換 |
インボイス特例は他の枠と併用可能で、上限額に50万円が上乗せされます。補助率は全枠共通で2/3です。
※本記事の情報は執筆時点のものです。補助金制度は公募回ごとに要件が変更される場合があります。申請の際は必ず最新の公募要領をご確認ください。
2通常枠 — 最もシンプルで使いやすい
通常枠は追加要件がなく、小規模事業者であれば誰でも申請可能です。上限50万円で初めて補助金に申請する事業者に最適です。
50万円あればできること: - ホームページ制作・リニューアル - チラシ・パンフレット制作+配布 - 展示会出展 - 看板・のぼりの設置 - 広告掲載
3賃金引上げ枠 — 上限200万円で本格投資
事業場内最低賃金を地域別最低賃金より+30円以上に引き上げる場合、上限が200万円に拡大されます。
注意点: - 賃金引上げは実際に引き上げる必要がある - 従業員がいない場合は対象外 - 200万円あれば店舗改装、ECサイト構築、複数媒体での広告展開が可能
4創業枠 — 開業間もない事業者の強い味方
商工会議所・商工会等が実施する創業セミナー(4回以上)を修了し、市区町村から証明書を取得した方が対象です。
証明書の取得手順: - 地域の商工会議所で創業支援セミナーを受講 - 修了後、市区町村に証明書の発行を申請 - 証明書を補助金の申請書類に添付
セミナー受講から証明書取得まで約1〜2ヶ月かかるため、早めに着手しましょう。
5枠選びの判断フロー
- 従業員がいて賃金引上げ可能か → 賃金引上げ枠(200万円)
- 創業支援セミナーを受講済みか → 創業枠(200万円)
- 上記に該当しない → 通常枠(50万円)
- 免税→課税事業者に転換したか → いずれの枠にもインボイス特例+50万円
複数の枠に該当する場合は、最も上限額が高い枠を選びましょう。補助金GOで最適な枠をAIが自動判定します。
6よくある質問(FAQ)
Q: 持続化補助金の枠はどう選べばいいですか? A: 通常枠(上限50万円)で十分な場合はそちらを、特別な条件(賃金引上げ、後継者、創業)に該当する場合は特別枠(上限200万円)を選んでください。
Q: 特別枠の方が採択されやすいですか? A: 特別枠は要件が追加される分、応募数が少ない傾向があり、相対的に採択率が高い場合もあります。ただし、無理に条件を満たそうとするより、確実に該当する枠を選ぶことが重要です。
Q: 複数の枠に該当する場合は? A: 最も補助上限が高い枠で申請するのが有利です。ただし、申請できるのは1つの枠のみです。事前に商工会議所に相談して最適な枠を判断してもらいましょう。
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