新事業進出補助金の採択条件
新事業進出補助金で採択されるための必須条件と審査ポイント。口頭審査対策、事業計画の書き方、よくある不採択理由を解説。
1採択ハードルの高さ
新事業進出補助金は事業再構築補助金の後継制度ですが、審査は厳格化されています。
全枠で口頭審査が導入されているのが最大の特徴で、書面審査を通過しても面接対応まで含めた準備が必要です。
※本記事の情報は執筆時点のものです。補助金制度は公募回ごとに要件が変更される場合があります。申請の際は必ず最新の公募要領をご確認ください。
2必須条件チェックリスト
- 中小企業者または中堅企業であること
- 新たな市場への進出または新製品・新サービスの開発
- 付加価値額が年率3%以上向上する計画
- 認定経営革新等支援機関の確認書
- gBizIDプライム取得済み
- 賃金引上げ要件を満たす計画
1つでも欠けると申請要件を満たしません。
3審査で重視される5つのポイント
- 新規性: 既存事業との差別化。市場における新規性
- 市場分析: ターゲット市場の規模・成長性を客観的データで
- 実現可能性: 人材・技術・資金の各面での遂行体制
- 収益計画の妥当性: 楽観的すぎない根拠ある計画
- 地域経済への波及効果: 雇用創出や地域産業への貢献
口頭審査では「なぜ今この事業に進出するのか」が特に問われます。
4よくある不採択理由と対策
- 新規性が不十分: 単なる業態拡張は弱い。技術的・市場的な新規性を具体的に
- 数値計画に根拠がない: 自社固有のデータや顧客ヒアリング結果を使う
- 既存事業との関連性が弱い: 既存の強みを活かした進出であることを示す
- 口頭審査で計画の理解不足: 経営者自身が自分の言葉で説明できるように準備
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5よくある質問(FAQ)
Q: 新事業進出補助金は新規事業しか対象にならない? A: 既存事業の延長ではなく、新たな市場・分野への進出が要件です。既存事業の改良ではなく「新分野展開」「業種転換」「事業転換」のいずれかに該当する必要があります。
Q: どの程度の「新しさ」が求められますか? A: 自社にとって新しい取組であることが基本です。業界で一般的な事業でも、自社で初めて取り組む場合は対象になり得ます。ただし、単なる設備更新は対象外です。
Q: 売上の10%要件とは何ですか? A: 新事業の売上が3〜5年後に総売上の10%以上になる計画を示す必要があります。この数値目標の実現可能性を根拠とともに説明してください。
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